2/3 さくらインターネットからストレージサービス Base Storageベータサービスが発表されました。
主な特徴として
- S3互換ストレージ
- 1オブジェクト最大4TBまで扱える。(S3だと5TBまで)
- イレイジャーコーディングによるデータ保護 (S3はコピーを複数Azに作る方法とは別のようです)
まずはサインアップ
さくらの会員IDをもっていれば、ログインして電話認証
画面に記載された電話番号に電話を掛けて、音声案内で暗証番号が読み上げられるので、上記下部部分に暗証番号を入力してOK
Base Storageのページのコントロールパネルをクリック
さくらのクラウドとはコントロールパネルが異なるので注意。翌々は統一してもらいたいところ。
ネームスペース(S3だとBucket)を新規作成
パブリック、プライベートしか設定できず。S3ほどのアクセスポリシーの機能はなさそう。
アクセストークンのユーザ名が、AWSだとアクセスキー、トークンが、シークレットキーに相当します。
ここ に記載されている通りで、s3cmdでストレージへのアクセスは成功しました。
s3cmd lsでは表示されるのに、コントロールパネルの一覧にはなにも表示されない症状が表示されてしまいます。
次に、fluentd(td-agent)のs3-pluginをさくらのBase Storageに振り向けてみた。
aws_key_id、aws_sec_key、s3_bucket、s3_endpoint を変更。
SSLのワイルドカードSSLが「*.storage.sakura.ad.jp」なので、「s.b.storage.sakura.ad.jp」だとSSLでエラーが起きているようにみられる。td-agentが出力したエラーは下記となります。
2014-02-03 20:57:40 +0900 [error]: unexpected error error_class=OpenSSL::SSL::SSLError error=#<OpenSSL::SSL::SSLError: SSL_connect returned=1 errno=0 state=SSLv3 read server certificate B: certificate verify failed>