前日のスパムの記事でprocmailを出しましたが、スパム対策はもちろん、メール振り分け、phpなどの外部プログラムへのパイプはprocmailが正規表現により条件をもろもろ設定でき、拡張性の高いメール処理を実現できます。
処理内容をログに書き込むこともできますので、ユーザ単位で処理ログを確認することもできます。.qmail等に外部プログラムへのパイプをすることもできますが、ユーザ単位でmaillogを確認することができないので、ログを確認する場合は特権管理者(root)に依頼するしかない。このような場合、procmailでのメール処理をするのがいいと思われます。
procmailの説明を記載したサイトを載せておきます。
http://www.mediaweb.biz/database/modules/cobalt/article.php?articleid=81
ホスティング業者によってWEBでサーバー管理など行えますが、procmailについてはSSHなどのコンソールで行わないところがほとんど。個人的にはWEB管理よりコンソールの方で行ったほうが効率がいい。
WEB管理を用意するためには、余分のリソース(プロセス)、カスタマイズの制約もでてきてしまうので、最低限の環境だけ提供してもらえばよい。(このことからさくらのVPSは自由度があってよい。)