前日AWS Summitの懇親会、二次会とかなり帰宅(0:00ごろ)が遅くなりましたが、ニフティ本社セミナールームで行われたクラウドを渡り歩け!さくら×ニフティ 合同ハンズオン勉強会!! に参加しました。
勉強会の流れは以下で進みました。
- サーバー構築
- さくらのクラウド、ニフティクラウドにCentOS 6.5、Ubuntu 12.04構築
- dockerインストール
- docker の説明
- コンテナ構築
- 静的コンテンツコンテナ
- pukiwiki動的コンテナ
- WordPressコンテナ
- クラウド間マイグレーション
- docker export/importで、niftyクラウドからさくらのクラウドで動作しているdockerにマイグレーション (さくらのクラウドからニフティクラウドへももちろん可)
- ディスカッション
本ハンズオンセミナーはdockerの基盤の勉強会ではなく、dockerをどう活用するかにポイントを絞ったものになります。docker基盤については、hbstudy等で発表されたslideshareをみるのがいいかと。
実際使用したハンズオン資料は以下に公開されています。
Dockerは、手軽、サーバー使い捨て、クラウド間でlaaS基盤の違いを吸収してしまうすごさをもっていることを改めて実感。ベースOSがUbuntuでもCentOSでも、意識することなくコンテナを構築できる。
さくらのクラウドのアーカイブにCoreOSが対応しているとのこと。CoreOS = Docker専用の軽量Linux
centos:latestとすると、すでに、CentOS7が選択される(CentOS7てPreviewフィーズではなかったか)ので、CentOS6を使う場合は、centos:centos6とする必要がある。
クラウド間マイグレーションは、niftyクラウド、さくらのクラウドにかかわらず動作するはず(GCP、AWS) 。
ただし、IPアドレスを埋め込まれたシステムのマイグレーションは、問題が生じることがあります。例えば、WordPressコンテンツの場合、CSSとかが読み込まれなくなることがある。この点については、DNSの仕組みを組み合わせることで解決できます。
また、docker exportは、コンテナは停止状態で行う必要があります。(フラグでホットスポット状態でもエクスポートできるようになるらしいが推奨されていません。整合性を考えると当たり前か)
ディスカッション時にもでましたが、dockerは、開発、テストには向いていますが、商用運用を行っているのはGoogle位で、まだまだの感。