クラウドインフラ構築記

現在AWSの構築支援に携わっております。今注視しているのは、GKE、BigQuery、Google Dataflowなどサービスを展開しているGoolge Cloud Platformです。

【Preview Service】Amazon Aurora ファーストインプレッション #jawsug

昨年末のre:Inventで発表されたAmazon Auroraが八ヶ月ほどでようやく使用できるようになりました。

provison 3 (リリースバージョン?)が使用できるようになりましたので、Amazon AuroraをManagement ConsoleからLaunchしてみました。

使えるようになったAuroraのバージョンでは、preview専用画面ではなく、他のRDSエンジンと統合されています。

aurora_w_1

対応インスタンスは、db.r3.largeとdb.r3.xlargeのみ。(これしか選択できない)

aurora_w_2

 

現在のRDS ( MySQL )とは、Multi-AZの概念が少し異なっています。Master & Replica で構成されます。現在では、Read Replicaは別途Launchするが、Auroraは、Multi-AZで、Crearte Region in Different Zoneを指定すると、初期構築時に作成されます。

aurora_w_2_1

 

Provisoned IOPS、gp2かディスクストレージは明示的に設定できないようです。また、マイナーバージョンの指定がなくなっており、シンプルになっています。

aurora_w_3_1

 

初回時バックアップの時間指定がない。バックアップ時間は、04:05 – 04:34で登録されるようです。

aurora_w_3_2

 

Multi-AZ構成にすると、Master/ReadReplicaが明示的に表示されます。Master 2Zone、ReadReplica 2Zoneを使用するようにみえる。3AZ(1 AWSアカウントでは事実上2AZしか使えない)しかない東京リージョン対応の際、どのようになるのか。

aurora-list

FailoverがRebootとは別に項目が追加されています。

aurora-pullmenu

RDS Event SubscriptionももちろんAuroraでも対応しています。Event Subscriptionのカテゴリは別段変わっていない模様。

AWS CLIからはまだ未対応ですので、作成はManagement Consoleのみとなっています。

細かい点はのちほど。

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