クラウドインフラ構築記

現在AWSの構築支援に携わっております。今注視しているのは、GKE、BigQuery、Google Dataflowなどサービスを展開しているGoolge Cloud Platformです。

Committed Use DiscountsとSustained use discountの比較 #gcpug

Committed Use DiscountsがGCPでも使えるようになりましたので、すでに利用できている継続利用割引(Sustained use discount)と比べて、どの位安価か調べてみました。

https://cloud.google.com/compute/docs/instances/signing-up-committed-use-discounts?hl=en_US&_ga=1.230413599.2091612383.1481360112

Standardインスタンスタイプで比較(月単位、単位ドル)

n1-standard-1 n1-standard-2 n1-standard-4 n1-standard-8 n1-standard-16 n1-standard-32 n1-standard-64
 vCPU 1 2 4 8 16 32 64
Memory 3.75 7.5 15 30 60 120 240
commitment 28.03 56.05 114.60 224.21 448.41 895.83 1,793.65
Sustained use discount 31.17 62.74 125.08 249.77 499.14 997.87 1,995.34
full 44.53 89.06 178.12 356.24 712.48 1424.96 2,849.92
 Difference -3.14 -6.69 -10.48 -25.56 -50.73 -102.04 -1,055.69
※AWS相当タイプの1年前払いなし 46.72 76.01 151.18 302.35 603.85  N/A 2417.10

n1-standard-1程度ではCommitted Use Discountsでなくても、いいのでは。

継続割引の段階でも、AWSより安価でしたが、さらに安くなっている。

高スペックになればほど、Committed Use Discountsのメリットが享受できるとみられます。

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