9月26日 IIJにて行われたコンテナ型仮想化の情報交換会Vol.8に参加しました。
Linux Namespaces
Hadoopでのコンテナ
Hadoop処理をコンテナで行う際のポイント
YARN http://hadoop.apache.org/docs/current/hadoop-yarn/hadoop-yarn-site/YARN.html
NodeManagerが、OSレベルのメモリを監視していて、物理メモリがある一定量超えたら、OOM Killerでコンテナを強制終了
処理基盤は、割り当てたリソースをそれなりに使う。Unixベースのプロセスベースのコンテナにするか、cgroupで管理するか検討が必要。
(タイトル上はdocker pluginとなっているが、諸事情により、)docker-machine、docker-swarm
docker-machineはdocker engineだけで制御するように便利。インストールも簡単。
ただし、docker machineはrepositoryとしてdocker hubの選択肢がない。
docker swarm
containersのnodeへの割り当て方法を制御も。
kubernatesと同様コンテナ管理ソフトになるが、kubernatesはノードの利用率を偏ることない仕組みだが、swarmはspread/binpack/randomとノード割り当て方法を制御可能。ノードの使い方で検討が可能。
kubernatesも、どのNodeに割り当てるか、nodeSelectorラベルで制御ができます。
SmartOS入門
illumosから派生したLinuxであるSmartOS
LX Branded Zone
コンテナとしてdoker imageも扱えるが、起動しないことも。デモでは、core dumpが。
MINCS – Container in the shell script
シェルスクリプトでのコンテナ実装
https://github.com/mhiramat/mincs.git
FreeBSD Jail
カーネルをいじらないといけない。
docker on FreeBSDの話も。
ただし、ネットワーク(vnet)がうまく動かないとのこと
LXD入門
本勉強会の主催者によるLXD入門。LXDは、LXCの置き換えではない。コンテナを作成したり、管理とここに書かれているので、一種のコンテナ管理ソフトか。
ここからLTになります。
FreeBSD VPS(Virtual Private System)によるライブマイグレーション
FreeBSDのコンテナ実装であるVPS(Virtual Private System)
FreeBSD 10系ではVPSは対応していないので、FreeBSD9系で試したとのこと
FreeBSD 10系でライブマイグレーションするとリストア時にkernel panic
FreeBSD 9系はEoLなので、FreeBSD最新版での正式対応が待たれるか。
同じ内容で、LTを行った方(@spg-games)がFreeBSD 10 VPS用のパッチを。。。 https://github.com/spg-games/vps
FreeBSD VPSでライブマイグレーションのデモをコンテナへのping疎通をモニタしながら、ライブマイグレーションを行いましたが、数秒(2~3秒)タイムアウトするだけで復旧。さすがに無停止で切替は難しいか。
どのセッションもかなりDeepな内容で、コンテナ技術の基盤について、あまりDeepすぎてわからない部分(namespace)もありましたが、コンテナ技術dockerだけでなく、多種多様なコンテナ技術を堪能できた一日になりました。
kubernateについて調べて今後は発表できればと思う。