昨年末のre:Inventで発表されたAmazon Auroraが八ヶ月ほどでようやく使用できるようになりました。
provison 3 (リリースバージョン?)が使用できるようになりましたので、Amazon AuroraをManagement ConsoleからLaunchしてみました。
使えるようになったAuroraのバージョンでは、preview専用画面ではなく、他のRDSエンジンと統合されています。
対応インスタンスは、db.r3.largeとdb.r3.xlargeのみ。(これしか選択できない)
現在のRDS ( MySQL )とは、Multi-AZの概念が少し異なっています。Master & Replica で構成されます。現在では、Read Replicaは別途Launchするが、Auroraは、Multi-AZで、Crearte Region in Different Zoneを指定すると、初期構築時に作成されます。
Provisoned IOPS、gp2かディスクストレージは明示的に設定できないようです。また、マイナーバージョンの指定がなくなっており、シンプルになっています。
初回時バックアップの時間指定がない。バックアップ時間は、04:05 – 04:34で登録されるようです。
Multi-AZ構成にすると、Master/ReadReplicaが明示的に表示されます。Master 2Zone、ReadReplica 2Zoneを使用するようにみえる。3AZ(1 AWSアカウントでは事実上2AZしか使えない)しかない東京リージョン対応の際、どのようになるのか。
FailoverがRebootとは別に項目が追加されています。
RDS Event SubscriptionももちろんAuroraでも対応しています。Event Subscriptionのカテゴリは別段変わっていない模様。
AWS CLIからはまだ未対応ですので、作成はManagement Consoleのみとなっています。
細かい点はのちほど。