昨日、第二回 GCPUG Tokyo に参加しました。GCPUG Fukuokaと被るFirebaseについては割愛。別ブログ記事に記載してあるので、そちらを参照ください。
新しいストレージサービス Cloud BigTable
Googleのインターナルなサービス、GMail、youtube等、に使われている Key-Value型データベース。
Cloud BigTableを利用して、GCPの1サービスとしてCloud storeが稼働している
Tableserver failureも、1秒で復旧。ユーザが認識しなくていいリカバリ。
Managed Service No SSH、No VMインスタンス
AWSのDynamoDBににているサービスとのこと
HBase Client互換。HBaseのシステム構成に似ている。
現時点(ベータ)では、SDD Storageのみだが、HDD Storageにも近日対応とのこと ※HDD Storage $0.036/GB-Month)
ユースケース IoT、マーケティング、金融、エネルギー、通信
Cloud Dataflow
ノード数が計算に必要な分だけVMインスタンスを起動してくれる。※インスタンスタイプとかは指定できるとのこと
デモでは、VMインスタンスが自動で上がってきている点、BigQueryにデータが入っている点を行われていました。
Cloud Dataflowに似ているものに、Kinesis KCLアプリケーションがあるが、Consumer(ノードに相当)がスケール処理は別途考慮が必要なので、Cloud Dataflowの方がサイジングとか低減が図れるのではと思いました。
GCPで知られていない便利な機能の紹介
- Goolge Cloud Registory
Git リポジトリ。Githubとかとの同期もできる模様。/ にコードがないとリンクが張られないいけていない。今後の改善には期待したい。
- Push To Deploy ( Release pipline )
jenkinsを起動してねの一文が書いてあるだけのページになっている
- Goolge Cloud Trace
- Cloud Debugger
- Google cloud Respositories
docker のprivate respositoryをGCSをストレージとして作成できるサービス。
- Google Metadata Server
AWSに同様のものがあるが、こちらのほうが高機能。etcdよりは劣る。
metadataに関して、個人的に記載したものを記載しておきます。(http://qiita.com/web_se/items/b129d13cdf76b07bb1f1 )
- startup script / shutdown script
VMインスタンスを起動時、シャットダウン時に読み込ませるスクリプト。AWSだとuser-dataに相当。AWSのuserdataと異なる点は、GCSにスクリプト本体を置いておき、ロードさせることが可能な点。
過去個人的に記載したものを記載しておきます。( http://www.totalsolution.biz/startup-script%e3%80%81shutdown-script-gcpja/ )
AWS Simple IconのようなサービスのIcon集の公開が望まれる。(現在パートナー企業のみ限定公開されているとのこと)